出店告知はインスタでどうする?出店者のSNS集客のコツ【投稿例文・タイミング表つき】
イベントに出店しても、来場者がたまたまブースの前を通るのを待つだけでは、売上は天候や配置に左右されがちです。そこで役立つのが、出店前からのSNSでの告知です。「あのお店が来るなら行ってみよう」と思ってもらえれば、イベント全体の集客にも貢献でき、主催者からの評価にもつながります。
この記事では、多くの出店者が使っているInstagramを中心に、プロフィールの整え方、出店前〜終了後の投稿タイミング、告知文の例文、ハッシュタグの選び方、主催者との連携を具体的に紹介します。
まずはプロフィールを整える
告知の投稿を見て興味を持った人は、まずプロフィールを開きます。ここで「何のお店で、次はいつどこに出店するのか」が分からないと、せっかくの関心が来場につながりません。
| 項目 | 書くこと | 例 |
|---|---|---|
| 名前 | 店名+ジャンル | 「○○|天然石アクセサリー」 |
| 自己紹介 | 何を売っているか、活動エリア | 「○○県を中心にマルシェ出店。一点もののピアス・イヤリング」 |
| 出店情報 | 次の出店予定の案内 | 「出店予定はハイライトとリンクから」 |
| リンク | 出店予定・通販・問い合わせ先 | 出店スケジュールのページなど |
出店予定はまとめて見られるように
出店のたびにプロフィール文を書き換えるのは手間がかかり、更新を忘れると古い情報が残ってしまいます。出店予定を一覧で見られるページを用意して、プロフィールのリンクに設定しておくと便利です。
イベイロの出店者アカウントでは、出店予定を公開する「出店スケジュール」のページを作れます。ページのURLをInstagramのプロフィールのリンクに貼っておけば、フォロワーはいつでも最新の出店予定を確認できます。
投稿のタイミング
出店告知は、1回の投稿で終わらせず、出店前から終了後まで段階的に発信すると効果的です。
| タイミング | 投稿の目的 | 投稿の例 |
|---|---|---|
| 出店決定時〜2週間前 | 予定に入れてもらう | 出店決定のお知らせ(日時・場所・イベント名) |
| 1週間前〜数日前 | 期待を高める | 持っていく商品の紹介、新作・限定品の予告 |
| 前日 | 思い出してもらう | 準備の様子、当日の出店場所(区画番号・マップ) |
| 当日(朝) | 来場を後押し | 「本日出店中」、ブースの写真、売り切れ情報 |
| 当日(終了後)〜翌日 | 感謝とつながり | お礼の投稿、次回の出店予定 |
ストーリーズは24時間で消えるため、当日の「本日出店中」「残りわずか」などのリアルタイムな情報に向いています。出店のお知らせなど後から見返してほしい情報はフィード投稿に、過去の出店の様子はハイライトにまとめておくと、プロフィールを訪れた人に活動の様子が伝わります。
そのまま使える告知文の例
以下の例文は、店名や日時などを自分の情報に置き換えて使ってください。
出店決定のお知らせ
【出店のお知らせ】 ○月○日(土)10:00〜16:00 「○○マルシェ」(○○公園・芝生広場)に出店します!
今回は秋の新作ピアスと、イベント限定のミニサイズをお持ちします。 詳しい出店場所は前日にお知らせします。 皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
#○○マルシェ #○○市イベント #ハンドメイドアクセサリー
前日の投稿
いよいよ明日は「○○マルシェ」に出店です。 ブースは【B-12】、正面入口から入って右手のエリアです。 新作は数に限りがあるので、気になる方はお早めにどうぞ。 雨の場合の開催情報は、主催者さまのアカウント(@○○)をご確認ください。
当日「本日出店中」
本日出店中です! ○○マルシェ【B-12】で16時までお待ちしています。 人気の○○は残りわずかになりました。 キャッシュレス決済も使えます。
出店後のお礼
昨日の「○○マルシェ」にお越しくださった皆さま、ありがとうございました! 初めましての方とも、いつも来てくださる方ともお話しできてうれしかったです。 次回は○月○日の「○○フェス」に出店予定です。
イベイロの出店者アカウントでは、出店予定に登録したイベントの情報から、出店のお知らせ・本日出店中・お礼の投稿文をInstagramやX向けに作ることができます。文面はその場で直せるので、たたき台として使えます。
ハッシュタグの選び方
ハッシュタグは、数を増やすことよりも、来場を考えている人が検索しそうな言葉を選ぶことが大切です。
| 種類 | 例 | 役割 |
|---|---|---|
| イベント名 | #○○マルシェ #○○祭り | イベントの情報を探している人に届く |
| 地域名 | #○○市イベント #○○公園 | 近くに住む人・週末の予定を探す人に届く |
| ジャンル | #ハンドメイドアクセサリー #キッチンカー #自家焙煎 | 商品に興味がある人に届く |
| 店名 | #○○(店名) | 自分の投稿をまとめる |
イベント名のハッシュタグは、主催者が指定している場合があります。募集要項や主催者のアカウントを確認し、同じハッシュタグを使うと、イベント全体の投稿の中で見つけてもらいやすくなります。
主催者・ほかの出店者との連携
主催者のアカウントをタグ付けする
告知投稿で主催者のアカウントをタグ付けしたりメンションしたりすると、主催者がストーリーズなどで紹介してくれることがあります。主催者側もイベントの盛り上がりを発信したいと考えているため、出店者の告知は歓迎されることが多いでしょう。
ほかの出店者とのつながり
同じイベントに出店するお店同士で告知を紹介し合うと、お互いのフォロワーにイベントを知ってもらうきっかけになります。出店後に交流が生まれ、別のイベントの情報を教えてもらえることもあります。
写真の使用ルールを確認する
イベントのロゴやポスター画像を使う場合は、使用してよいか主催者に確認しましょう。また、来場者の顔が写った写真を投稿する場合は、本人の了承を得るなど、プライバシーへの配慮が必要です。
写真の撮り方のコツ
SNSでは写真の印象がそのまま「行ってみたいか」につながります。
- 自然光で撮る:屋外のやわらかい光で撮ると、商品の色がきれいに出る
- 主役を一つに絞る:1枚の写真で伝えたい商品は一つにする
- 使用シーンを見せる:身に着けた様子、食べている様子、手に持った大きさ
- ブース全体の写真も撮る:当日の雰囲気が伝わり、次回の応募でブース写真として使える
ブースの見せ方は「売れるブースの作り方」で詳しく解説しています。応募時の写真の選び方は「出店審査に通る応募のコツと自己PR例文」もご覧ください。
投稿の効果を振り返る
告知が来場につながったかどうかは、投稿の数字だけでは分かりにくいものです。当日のブースで次のような点を意識しておくと、SNSの効果を確かめられます。
- 「インスタを見て来ました」と声をかけてくれたお客さまの数をメモする
- 告知で紹介した新作・限定品が、どの時間帯に売れたかを記録する
- 告知をした出店と、あまり告知できなかった出店の売上を比べる
- 投稿ごとの保存数やプロフィールへのアクセスなど、アプリで見られる数値を確認する
数字が少なくても、出店のたびに発信を続けることで「次はどこに出るの?」と聞いてくれる常連のお客さまが少しずつ増えていきます。反応の良かった投稿の傾向をつかみ、次の告知に活かしましょう。
中止・変更のときの発信
雨天中止や出店内容の変更があったときは、できるだけ早くSNSで知らせましょう。来場を予定していたお客さまへの誠実な対応は、次回以降の信頼につながります。中止時の対応は「雨天中止・キャンセル時に出店者が確認すべきこと」でまとめています。
続けるための工夫
SNSは続けることで効果が出やすくなりますが、出店準備で忙しい時期に毎回ゼロから投稿を考えるのは大変です。
- 出店決定・前日・当日・お礼の4つのテンプレートを用意して、日時と場所だけ差し替える
- 準備中に商品写真をまとめて撮り、投稿のストックをつくる
- 出店予定が決まったら、告知の予定もカレンダーに入れておく
- よく反応がある投稿(新作、限定品、制作の様子など)を振り返り、次に活かす
プロフィール文の例
プロフィールの自己紹介は、短くても「何を・どこで・次はいつ」が伝わることが大切です。
ハンドメイド作家の例
天然石と真鍮のアクセサリー|○○ ○○県を中心にマルシェに出店しています 一点ものピアス・イヤリング 1,500円〜 ▼出店予定はこちら
キッチンカーの例
○○産野菜のホットサンド|キッチンカー○○ 週末は○○市周辺のイベントに出店中 出店場所は毎週ストーリーズでお知らせ ▼今月の出店スケジュール
飲食(テント出店)の例
自家焙煎コーヒーと焼き菓子|○○ 毎月第2日曜は○○マルシェにいます 焼き菓子の予約・取り置きはDMで ▼出店予定
ハイライトの整理のしかた
ハイライトは、プロフィールの下に並ぶ「保存されたストーリーズ」です。初めてプロフィールを訪れた人が知りたい情報を、項目ごとに整理しておきましょう。
| ハイライト名 | 入れる内容 |
|---|---|
| 出店予定 | 今後の出店のお知らせ(終わったものは外す) |
| 出店の様子 | 過去のイベントのブース写真、お客さまの声 |
| メニュー・商品 | 価格の分かる商品一覧、人気商品 |
| よくある質問 | 取り置き、支払い方法、アレルギーなど |
「出店予定」のハイライトは、古い情報が残っていると来場者を混乱させてしまいます。出店が終わったら外す、またはまとめて見られるページへのリンクに案内するなど、更新しやすい形にしておきましょう。
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よくある質問
Q. フォロワーが少なくても告知に意味はありますか?
あります。イベント名や地域名のハッシュタグを使えば、フォロワー以外にも届く可能性があります。また、主催者がイベントの公式アカウントで紹介してくれることもあります。
Q. 個人のアカウントとお店のアカウントは分けたほうがよいですか?
分けておくのがおすすめです。お店のアカウントには商品と出店の情報だけを載せると、初めて訪れた人にも何のお店かが伝わりやすくなります。また、個人の生活の情報と出店の予定が同じ場所に並ぶと、住んでいる地域や行動範囲が分かってしまうこともあるため、プライバシーの面でも分けておくと安心です。
Q. Instagram以外のSNSも使ったほうがよいですか?
客層によって効果的なSNSは異なります。まずは一つを継続し、余裕があればXなど別のSNSにも同じ内容を発信してみるとよいでしょう。
Q. 出店場所(区画番号)はいつ投稿すればよいですか?
主催者から区画が発表されたあと、前日や当日の朝に投稿するのが一般的です。主催者が区画の公開時期を指定している場合は、それに従いましょう。
Q. 出店のたびに告知すると、フォロワーに飽きられませんか?
同じ文面のくり返しは飽きられやすいため、「今回の新作」「このイベントならではの限定品」「前回の様子」など、毎回ひとつ新しい情報を入れるのがおすすめです。商品づくりや準備の様子は、出店の告知とは別の投稿として発信すると、お店の雰囲気が伝わりやすくなります。
Q. 主催者から告知の協力を頼まれたら、何をすればよいですか?
主催者が用意した告知画像や指定のハッシュタグを使って投稿するのが一般的です。投稿したら主催者のアカウントをタグ付けしておくと、主催者がシェアしやすくなります。画像の使い方などのルールがあれば、それに従いましょう。
Q. 当日、ブースが忙しくて投稿できません。
「本日出店中」の投稿は、開場前の設営後に済ませておくと安心です。投稿文は前日までに用意しておき、当日はブースの写真を撮って貼り付けるだけにすると、短い時間で投稿できます。
まとめ
出店者のSNS集客は、プロフィールで「何のお店で、次はいつどこにいるか」を分かるようにし、出店決定から当日・終了後まで段階的に発信することが基本です。イベント名・地域・ジャンルのハッシュタグを使い、主催者やほかの出店者とも連携しながら、無理なく続けられる形をつくっていきましょう。