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ノウハウイベイロ編集部

出店者募集の告知先まとめ【SNS・募集サイト・チラシ・声かけの使い分け】

募集要項と応募フォームを用意しても、出店してほしい人に届かなければ応募は集まりません。出店者募集の告知でよくある失敗は、主催者のSNSに一度投稿して終わりになってしまうことです。主催者アカウントのフォロワーの多くは来場者であって、出店者ではありません。

この記事では、出店者募集の告知先を、SNS・出店者募集サイト・チラシや掲示・声かけに分けて整理し、それぞれの使い分け、告知の時期と回数、媒体別の募集文の文例、どこから応募が来たかの測り方まで解説します。募集要項の書き方そのものは「出店者募集の方法と集め方」で扱っています。

結論を先にまとめると、出店者募集の告知は①出店者がいる場所に出す(主催者のフォロワーではなく)、②応募先は1つのURLに集約する、③募集開始・中間・締切前の最低3回は発信することが基本です。

告知先の全体像

告知先 届く相手 費用 手間 向いている場面
主催者のSNS 来場者・既存のファン 無料 小 毎回の基本、雰囲気を伝える
SNSのハッシュタグ 出店先を探している人 無料 小 幅広く募りたい
SNSでの個別の声かけ 狙った出店者 無料 大 コンセプト重視、初回開催
出店者募集サイト・募集一覧 出店先を探している人 無料〜有料 小〜中 出店数が多い、知名度がない
地域の情報サイト・掲示板 地元の個人・店舗 無料〜有料 小 地元の出店者を集めたい
チラシ・ポスター 地元の店舗・団体 印刷代 中 地域密着、高齢の出店者も多い
商工会・観光協会・自治体 地元の事業者 無料が多い 中 地元の事業者に届けたい
他イベントでの声かけ 出店中の事業者 交通費程度 大 ジャンルの穴を埋めたい
過去の出店者・紹介 実績のある出店者 無料 小 2回目以降、雰囲気を保ちたい

どの告知先を使う場合でも、応募先は1つの募集ページ・応募フォームに集約します。媒体ごとに応募方法が違うと、問い合わせが分散し、応募の取りこぼしや二重応募の原因になります。

SNSでの告知

Instagram

ハンドメイド作家、飲食店、キッチンカーなど、写真で商品を発信している出店者の多くがInstagramを使っています。

  • 投稿:会場の写真や前回の様子を1枚目に、出店料・日時・締切を画像内にも入れる
  • ストーリーズ:締切前のカウントダウンや「残り◯枠」の告知に使う
  • ハッシュタグ:「#出店者募集」「#マルシェ出店者募集」「#キッチンカー募集」「#ハンドメイドイベント」に、地域名やイベント名のタグを組み合わせる
  • プロフィールのリンク:募集期間中は募集ページのURLを置いておく

投稿本文にURLを入れてもリンクにならないため、「プロフィールのリンクから応募できます」と案内しましょう。

X(旧Twitter)

拡散されやすい一方、情報がすぐに流れていきます。募集開始・中間・締切前など、時期を分けて繰り返し投稿し、固定ポストに募集の投稿を置いておきます。出店者や協力団体に引用やリポストをお願いすると、届く範囲が広がります。

Facebook

地域の店主や団体の担当者、年齢層の高い出店者に届きやすいSNSです。地域のコミュニティグループやイベント出店者のグループには、投稿ルール(宣伝の可否)を確認してから投稿しましょう。

個別の声かけ(DM)

来てほしい出店者が明確なら、DMでの声かけが最も確実です。ただし、一斉に同じ文面を送るのは避け、相手の商品のどこに惹かれたかを一言添えます。返信がなくても、何度も送るのは控えましょう。

はじめまして。◯◯市で「◯◯マルシェ」を企画している◯◯です。
◯◯さんの◯◯(商品名)を拝見し、私たちのマルシェの「◯◯」というテーマにぴったりだと思い、ご連絡しました。
20XX年◯月◯日(◯)、◯◯公園で開催予定で、出店者を募集しています。条件は募集ページにまとめています。(URL)
ご興味があればご覧いただけるとうれしいです。

出店者募集サイト・募集一覧への掲載

出店先を探している人は、出店者募集の情報がまとまったサイトや一覧ページを見ています。主催者の知名度がまだない初回の開催では、こうした場所への掲載が新しい出店者との接点になります。

掲載するときは、次の点を確認しましょう。

  • 掲載料・成約手数料の有無と条件
  • 応募の受け方(サイト内で受けるか、自分の応募フォームへリンクできるか)
  • 掲載できる情報(出店料、区画、画像など)
  • 掲載の締切と、締切後の表示

イベイロで公開した出店者募集は、出店者向けの出店場所を探す一覧にも掲載され、都道府県などで探している出店者がそのまま応募できます。

地域の掲示・チラシ・団体経由

チラシ・ポスター

地元の店舗や、SNSをあまり使わない出店者には、紙の告知が届きやすいことがあります。

  • 置かせてもらう場所:地域の飲食店・雑貨店、ハンドメイド材料店、公民館、道の駅、農産物の直売所など
  • 載せる内容:イベント名、日時、会場、募集ジャンル、出店料、締切、応募ページのQRコード
  • 置かせてもらうときは、必ずお店や施設の許可をとる

商工会・観光協会・自治体

地元の事業者に広く届けたい場合は、商工会・商工会議所、観光協会、自治体の担当課に相談すると、会報やメールマガジン、窓口での案内に協力してもらえることがあります。掲載の可否や条件は団体ごとに異なるため、早めに問い合わせましょう。後援を受けている場合は、後援団体の広報に載せてもらえるかも確認します。

地域の情報サイト・掲示板

地域の情報サイトや掲示板、自治体の広報紙などは、地元の個人出店者に届きやすい媒体です。広報紙は掲載の締切が早いことが多いため、発行スケジュールを確認して逆算します。

他イベントでの声かけと紹介

近隣のマルシェやお祭りを訪れ、出店者に直接声をかける方法は、ジャンルの穴を埋めたいときに特に効果的です。出店中は接客で忙しいため、名刺や募集ページのQRコードを入れたカードを渡し、長話はしないのがマナーです。他のイベントの会場内で、主催者の許可なくチラシを配るのは避けましょう。

すでに出店が決まった出店者に「合いそうな方がいれば紹介してください」と募集URLを渡すのも有効です。出店者同士はつながりがあることが多く、コンセプトに合う出店者が集まりやすくなります。

告知を始める前に準備しておくもの

告知を出してから「条件が決まっていない」「写真がない」と慌てないよう、次のものを揃えてから始めます。

準備するもの 理由
募集ページ(募集要項)のURL どの媒体からも同じ場所に案内するため
会場や前回の様子の写真 イベントの雰囲気が伝わると応募の判断がしやすくなる
出店料・区画・締切の確定 媒体ごとに条件が食い違わないようにするため
告知用の画像(正方形と縦長) Instagramの投稿とストーリーズの両方に使える
よくある質問と回答 電源・駐車場・雨天時など、問い合わせの多い点に先に答える
問い合わせ先 担当者を決め、返信の目安を伝える

募集要項に載せる出店規約は出店規約テンプレートを下敷きにすると、キャンセル規定や禁止事項の書き漏れを防げます。

告知の時期と回数

告知は一度では届きません。募集期間を通して、時期ごとに伝える内容を変えながら発信します。

時期 発信の内容 主な告知先
募集開始 イベント概要と募集開始のお知らせ 全チャネル、過去の出店者への先行案内
募集期間の中盤 会場の様子、決まった出店者の紹介、よくある質問 SNS、声かけ
締切の1〜2週間前 「締切間近」「残り◯枠」「募集中のジャンル」 SNS(ストーリーズ・固定ポスト)、個別の声かけ
締切後 出店者の紹介(来場者向けの告知に切り替え) SNS、公式ページ

中盤以降に「募集中のジャンル」を具体的に書くと、足りないジャンルの応募を集めやすくなります。募集の開始時期そのものは、地域イベントなら開催の3〜4ヶ月前が一つの目安です。

媒体別の募集文の文例

募集文は、媒体ごとに長さを変えて用意しておくと使い回しやすくなります。下書きは募集文作成ツールでも作れます。

SNS投稿用(短め)

【出店者募集】◯◯マルシェ 20XX
日時:◯月◯日(◯)10:00〜16:00
会場:◯◯公園 芝生広場
募集:飲食◯店/雑貨・ハンドメイド◯店/ワークショップ◯店
出店料:1区画◯円
締切:◯月◯日
詳細・応募はプロフィールのリンクから
#出店者募集 #マルシェ出店者募集 #◯◯市イベント

チラシ・掲示用

◯◯マルシェ 出店者募集
地元の食と手仕事が集まる、親子で楽しめるマルシェです。
日時:20XX年◯月◯日(◯)10:00〜16:00/会場:◯◯公園
募集ジャンル:飲食・雑貨・ハンドメイド・ワークショップ
出店料:1区画◯円(テント・机は各自持参)
応募締切:◯月◯日
▼ 応募・詳細はこちら(QRコード)
お問い合わせ:◯◯実行委員会(メールアドレス)

団体・店舗への依頼用

◯◯商工会 ご担当者様
◯◯実行委員会の◯◯です。◯月◯日に◯◯公園で開催する「◯◯マルシェ」の出店者を募集しております。
地元の事業者の皆さまにご参加いただきたく、会報やメールでのご案内にご協力いただけないでしょうか。募集要項を添付いたします。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

どこから応募が来たかを測る

告知の効果を測るには、応募フォームに**「このイベントをどこで知りましたか」**という項目を入れておくのが最も簡単です。選択肢は使った告知先に合わせて用意し、「その他(自由記述)」も残しておきます。

選択肢の例
主催者のInstagram/X/Facebook
出店者募集サイト・募集一覧
チラシ・ポスター
商工会・自治体などの案内
知人・出店者からの紹介
主催者からの声かけ
前回出店した

開催後に集計すると、次回はどこに力を入れるべきかがはっきりします。応募の経路が増えて名簿の転記が負担になってきたら、「出店者管理ツールの選び方」も参考にしてください。応募フォームの項目は応募フォームテンプレートも参考にしてください。

告知で気をつけたいこと

  • 条件は全媒体で同じにする — 媒体によって出店料や締切が違うと、問い合わせやトラブルのもとになります。変更した場合は、すべての告知を更新します
  • 画像の使用許可 — 前回の出店者や来場者が写った写真を使う場合は、使用の了承を得ておきます
  • 募集終了の告知 — 締切後や満枠になったら、「募集は終了しました」と更新して、応募の空振りを防ぎます
  • 個人情報の扱い — 応募で集めた連絡先は、イベントの連絡以外に使わないことを明記し、次回の案内を送る場合は同意をとります(参考:個人情報保護委員会)

それでも応募が集まらない場合は、条件の伝わり方や応募の手間に原因があることもあります。フリーマーケットや手作り市など、イベントの種類ごとの集め方は「フリーマーケットの主催方法」「手作り市・ハンドメイドイベントの主催方法」、キッチンカーの誘致は「キッチンカーを呼ぶ方法」でも解説しています。

よくある質問

Q. 出店者募集にお金をかけずに告知する方法は?

主催者のSNSとハッシュタグ、個別の声かけ、過去の出店者や確定した出店者からの紹介、商工会や自治体への協力依頼、無料で掲載できる募集一覧などを組み合わせれば、費用をかけずに告知できます。

Q. Instagramで出店者を募集するときのハッシュタグは?

「#出店者募集」などの募集を表すタグに、「#マルシェ出店者募集」「#キッチンカー募集」「#ハンドメイドイベント」などのジャンル、地域名のタグを組み合わせます。出店者が実際に検索しているタグを、他のイベントの募集投稿を見て確認するとよいでしょう。

Q. 告知は何回くらいすればよいですか?

最低でも、募集開始・中盤・締切前の3回は発信しましょう。中盤では出店者の紹介や会場の様子、締切前は残りの枠や募集中のジャンルなど、毎回伝える内容を変えると、見た人の反応が得やすくなります。

Q. 出店者募集サイトに載せれば十分ですか?

掲載は新しい出店者との接点になりますが、それだけではコンセプトに合う出店者が集まるとは限りません。来てほしい出店者への声かけや紹介と組み合わせるのがおすすめです。

イベイロで募集の受け口を1つにまとめる

イベイロの出店者募集機能では、募集要項を載せた募集ページと応募フォームを作り、1つのURLでSNS・チラシ・声かけからの応募をまとめて受け付けられます。公開した募集は出店者向けの募集一覧にも掲載され、届いた応募は審査から出店確定まで同じ画面で管理できます。先行公開中は無料なので、次回の募集から無料で始めてみてください。

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